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こんにちは。HiTOIRO担当やっさんです。
さて今日は私たちの事業の一つ、料理動画制作についてです。
社内の専用スタジオでは、プロのフードスタイリスト・カメラマン・編集者がチームとなり
日々料理動画の制作を行っています。
今回は撮影のコツと共に、事例やスタジオの様子も一緒にお伝えします。
▲K&iスタジオ
▲K&i tokyoスタジオ
よくインスタグラムなどで手元のみの調理工程を追った動画が流れてきませんか。
実際に調理の流れが分かるので、レシピを読むより「イメージしやすい!」と20~40代の女性を中心に人気となっています。
例えば食材の切り方・火加減・調味料を入れるタイミングなど文字だけでは分かりにくくても、
動画をそのまま真似していけば美味しそうな料理が作れるので、
料理初心者や料理が苦手な人にピッタリです。
また動画のほとんどは30秒から数分の短いものなので、テンポよくシズル感のある映像で食欲をそそられます。
▲制作事例
一般的によく目にする料理動画では、冒頭から完成までの工程が全て1本の動画になっています。
また1カットごとにテロップを入れているものが多く、動画だけではわかりにくい部分を文字で補完しています。長さは30秒~1分程度のものが多く、気軽に見れる点が重視されています。
一口にカメラを言っても、ビデオカメラ、コンパクトデジカメなど種類は多様。中でも近年、動画撮影にも多く活用されているのはデジタル一眼レフです。細かいピント調節ができ、ピントが当たっていない部分にキレイな“ボケ感”が出せるため、目立たせたい部分にフォーカスして立体感を出すことができます。
最近ではカメラ機能の向上から、スマートフォンで撮影する方も増えているようです。
カメラを三脚に固定して撮影することで、様々な位置からブレのない安定した映像を撮影することができます。
簡単に扱える低価格のものから、高さや角度を細かく調整できる高価なものまであります。俯瞰の画を撮影したい場合は、三脚に加えて、真上にカメラを固定する俯瞰撮影用の機材が必要になります。
料理の見え方は、撮影時の光の使い方によって大きく変わるため、料理撮影には照明もとても重要です。
蛍光灯では、被写体にまんべんなく光があたり、全体的にのっぺりとした写りになります。被写体の斜め後ろから光を当てる「半逆光」や、真横から光を当てる「サイド光」で撮影すると、一皿の料理の中に明るい部分(ハイライト)と暗い部分(シャドウ)ができ、コントラストのある立体的な写りになります。
1、 盛り付けのイメージや料理名を表示する
2、 材料の紹介と下ごしらえの様子見せる
3、 炒める、ゆでるなど実際の調理シーンを撮影する
4、 料理を器に盛りつける
5、 盛り付けた料理の箸上げシーン等でシズル感を伝える。
レシピから調理工程をイメージし、必要であればアングルを変えるなど事前にシミュレーションを行います。盛り付けイメージなどはあらかじめ絵コンテを作っておくとスムーズに撮影できます。
三脚を調理台の前に設置し、俯瞰撮影用の機材を組み合わせてカメラが調理台の真上にくるように固定。合わせて、撮影イメージをもとに任意の場所に照明を設置します。
基本は真上からの図がメインになりますが、特徴的な工程などしっかり見せたい部分は、2台目のカメラを使って別アングルから寄り気味で撮ると、よりわかりやすくメリハリのある料理動画になります。
▲撮影の様子
撮影した動画をパソコンの編集ソフトへ取り込み、動画編集を行っていきます。事前に考えた構成に合わせ、必要シーンを抽出してデータを並べ、料理動画を作ります。料理の手順やポイントなどをテロップで入れれば、より工程がわかりやすくなります。
料理をよりおいしそうに見せるよう、編集ソフトで色調を補正することも可能です。
▲編集の様子
料理動画のコツはずばり、「シズル感」です。
感覚的に訴えるシズル感を動画で表現することで、見た人の反応も異なります。
熱い料理のぐつぐつしている様子や煙など完成形だけでなく、
調理途中の生地が膨らんでいく様子なども見ている人の目を引きますね。
どこでその動画を見せたいのかによって音声のあるなしも変わってきます。
プロがつくる、「おいしそう」と思う動画撮影をご希望の方はぜひお気軽にお問い合わせください。