ANDCOCO Plus(アンドココプラス)は、
「ANDCOCOグループ『らしさ』が魅える情報サイト」をコンセプトに、個性豊かなスタッフたちの仕事に対する想いや考え、働きがいのある会社を目指すさまざまな取り組み、マーケティングやプロモーションの事例やお役立ち情報など、
ANDCOCOグループならではの情報をお届けします。
ユーザーの“感情”視点の有無で広告がどう変わるのか、その違いを検証していく「ココロPlus~広告に”感情”を足すとどうなる?~」。
第2回目のテーマは「デザイン」についてです。
広告の顔ともいえるデザインに“感情”を足すと、どのような変化があるのでしょうか?
▼Vol.1の記事はこちら
https://andcocoplus.com/cat/cat_person/2355/
今回はWebサイトのバナーデザインを例にした事例をご紹介します。
テーマは、今の季節に気になる「風邪対策」について。
まず1つめのデザインはこちら。
風邪からイメージされる画像が大きく入り、伝えたいメッセージも読みやすく入っていて、風邪や体調不良に関する情報を扱っているサイトのバナーだとよくわかります。
ではこのバナーは、「どんな人が」「どんな時に」「どんな気持ちで」見るものなのでしょうか?
ターゲットの人物像やこのバナーに触れる状況を明確に絞り込み、それに向けたデザインの要素を盛り込むことで、同じ情報を伝えるバナーでも表現の幅をぐっと広げることができます。
たとえば、広告のターゲットが小さい子どもを持つ親の場合、やわらかい暖色系の色や家族の写真を使うことで、子育て世代向けのコンテンツであると一目で伝えることができます。デザインにイラストを用いたり、丸みのあるフォントを使って「家族みんなで体調管理をする」というイメージを演出すると、子育て中のママ・パパにとって、自分ごと化しやすい広告になります。
シニア層に向けた広告の場合はどうでしょうか。
大きめの文字サイズや整った文字間隔、はっきりとした色のコントラストなど、細やかな部分にも気を配ることで、パッと見たときに必要な情報を受け取りやすい広告に仕上がります。「風邪」という一見ネガティブな印象のワードでも、シニア層に好まれやすい緑や黄色を用いることで、朝からポジティブに対策に取り組めるよう、デザインの面から気持ちを盛り上げることができます。
内容としては同じことを伝えている広告でも、どんな人が、どんな時に、どんな気持ちでこの広告に触れるのか、ユーザーの感情を踏まえた視点をデザインに盛り込むことで、仕上がりが大きく変わります。
ANDCOCOで働くスタッフは、各々がコミュニケーションデザインのプロであり、長きにわたり生活者向けの広告を手掛けてきました。
「生活者向け広告づくり」のプロ集団だからこそできる、“人”が主役の、体温のある広告づくり。わたしたちANDCOCOは、ユーザーの目線に立ち、ユーザーの心に響く広告を作ります。
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