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「ANDCOCOグループ『らしさ』が魅える情報サイト」をコンセプトに、個性豊かなスタッフたちの仕事に対する想いや考え、働きがいのある会社を目指すさまざまな取り組み、マーケティングやプロモーションの事例やお役立ち情報など、
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人の感情を揺さぶる広告とは、どんなものでしょうか。
ユーザーに商品やブランドの価値を訴求するには、ストレートに特長をアピールするのも手法のひとつ。
しかし、よりユーザーに響きやすい、伝わりやすい広告にするには、「どんな気持ちのユーザーにこの商品を利用してほしいのか」「ユーザーがどう考えてこの商品を利用するのか」、そんなユーザーの“感情”を踏まえた視点を広告にプラスするのが効果的です。
「ココロPlus~広告に”感情”を足すとどうなる?~」では、ユーザーの“感情”視点の有無で広告がどう変わるのか、その違いを見ていきたいと思います。
今回のテーマは「料理写真の撮影」です。
料理写真の撮影も、ユーザーの“感情“視点の有無で仕上がりが大きく変わります。
今回は、ハンバーグを対象商品とした事例を紹介します。
まずは1枚目。こちらは、シンプルにハンバーグを撮影した写真です。
ハンバーグの美味しさをアピールするという点では、こちらの写真でも十分に役目を果たしているかもしれません。しかし、このハンバーグは、「どんなユーザーが」「どんな思考で」「どのように」食べるものなのでしょうか?
ハンバーグの持つ商品特長と、そのハンバーグのターゲットが誰なのか。そして、どんな気持ちでこのハンバーグを食べるのか。それにより、料理写真の演出方法も変わり、もっとユーザーに響くものにぐっと近づけることができます。
例えば、広告のターゲットが夫婦で、商品が大人向けのハンバーグだった場合。
お皿を二つ並べる、ワインを配置する、照明を暗くする、などの工夫で、大切な人と過ごすディナーを思わせる、落ち着いたシックな雰囲気に仕上げることができます。
大人二人でディナーを過ごす予定のある人は、先ほどの写真よりこちらの写真の方が、自宅でハンバーグを食卓に出すイメージが付きやすいのではないでしょうか。
小さい子どもがいる家庭に向けた、ファミリー向けハンバーグの場合はどうでしょうか。
先ほどの夫婦のディナーとはライティングを変更し、にぎやかな食卓を思わせる明るい照明へ。さらに付け合わせを型抜きで可愛くくり抜いたり、カトラリーや食器も子ども用のものにすると、一気に生活感のある、子どもがいる食卓の演出が完成します。さらにそこに大人2人分の料理をセットすれば、3人家族の食卓に見えますね。
子どもがいる家庭の方が見れば、自身の食卓をイメージしやすい写真になっています。
同じハンバーグという商品でも、どんなユーザーが利用するのか、どんな時に食べてほしいのか、そんなユーザーの感情を踏まえた視点でそれぞれ演出することで、見え方が大きく変わります。
ANDCOCOで働くスタッフは、各々がコミュニケーションデザインのプロであり、長きにわたり生活者向けの広告を手掛けてきました。
「生活者向け広告づくり」のプロ集団だからこそできる、“人”が主役の、体温のある広告づくり。わたしたちANDCOCOは、ユーザーの目線に立ち、ユーザーの心に響く広告を作ります。
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