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こんにちは、ちゃんおかです。
毎日暑い日が続きますが、みなさんは「夏バテ」大丈夫ですか?
「病気というほどでもないし、病院にかかるのはちょっと…」という時、役に立つのが「薬膳」。
今回は薬膳について、当社のプランナーで薬膳コーディネーターの資格を持つスタッフに、薬膳のあれこれを教えてもらいました。
教えてくれたのは…mariさん
薬膳の知識を活かし、レシピ開発や食べ方提案など幅広い分野で活躍するプランナー。フードコーディネーター実務経験あり
Q.薬膳って、平たく言うとどんなものですか?
A.季節や体調に合わせて食材を選んで作る料理のことで、身近な食材にも薬と同じ効果があるという「医食同源」という考え方です。
最近はファッション雑誌などでも「薬膳料理」の特集が取り上げられることも多く、健康、美容を意識した女性から注目されています。
特に近年、健康志向がブームになり、その関連の食品を摂取することが「かっこよくておしゃれ」な感覚になりつつあるので、美容業界や女性をターゲットとしている業界は知っておいて損なしです!
Q.薬膳って専門的で難しそうなイメージ…やっぱり特別な材料や複雑な調理工程が必要?
A.「『薬膳』って高級な漢方薬でしょ?」
「手に入らないような食材じゃないの?」
…と思われがちですが、そうではなく、みなさんが普段口にしている食材です。
食材が持っている性質や味を知り、体質に合った食材を選んで料理するのが「薬膳」。
要するに、体質に合った食材を選ぶことで食べ物は薬になるということです。調理工程も何も特別なことはありません。
薬膳では、食べる人の体質や体調、食材の性質、季節の特徴などを踏まえて食材の組み合わせを考えます。組み合わせによって効果がアップしたり、強すぎる効果を抑えたりすることができます。
Q.薬膳はどんな分野・業界と相性が良いですか?
A.ダイレクトに関係してイメージしやすいのは美容業界です。
でも、私としては、産婦人科や女性クリニック、メンタルクリニックなどに積極的に取り入れてもらえれば、と思います。
先に「医食同源」と言いましたが、普段の食生活で体調を整えることができます。
特に女性はホルモンの関係で痛みが出たり、気分が悪くなったり、異変を感じやすいカラダです。薬に頼るのではなく、食材をうまく組み合わせ、「食べる」ことで症状を緩和するという治療を広めたいと思っています。
食材によっては気持ちを落ち着かせて心を癒すような効果もあることから、食事療法としてメンタルクリニックにもうまく取り入れられるのではないでしょうか。
Q.薬膳の知識はどんな仕事に活かせますか?
A.担当していた月刊誌で薬膳料理を掲載することになり、読者さんからのお手紙もたくさんいただいて好評をいただき、このテーマで2年やらせていただくことになりました。また、別の媒体でも薬膳料理の特集を何度か担当させていただき、合わせて紹介していた商品の実績がよかったとの報告もいただいています。
両者とも読者さん、消費者さんはほとんど女性。やはり、健康意識が高い女性に「薬膳」は響くんだな、と認識できたのと、少しでも興味を持っていただけたり、役に立つようなことができたのなら、と思うとうれしい気持ちです。
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徐々にキッチンに立つ男性も増えてきていますが、日常的な食材の購買決定権を握るそのほとんどが、まだまだ女性であることが多いです。
そして女性の皆さんは、いくつになっても日々健康や美容に気を使っておられる方がとても多いです。
「薬膳」がさまざまな商品やサービスに込められた想いを伝える媒体になるかも?
ご興味・関心のある方はこちらまで気軽にお問合せください。