ANDCOCOで働くスタッフの頭の中を覗きつつ、スタッフ目線での仕事へのこだわりや、企画やクリエイティブを創造する創り手の想いをご紹介します。

第2弾は、「動画クリエイター編」です。

ANDCOCOでは、さまざまな動画の撮影・編集を手がけていますが、今回はその中でも得意とする「レシピ動画」にフォーカス。今でこそSNSで当たり前に見かけるようになったレシピ動画ですが、ANDCOCOでは2013年頃からこの分野に取り組んできました。

時代の変化とともに、レシピ動画はどのように進化してきたのでしょうか？

実際に過去の動画からの変化を振り返りながら、ANDCOCOの動画クリエイターたちが大切にしている「こだわり」や「想い」をご紹介します。

映像業務歴20年！動画クリエイターのシューマイさん

◀動画クリエイター　シューマイ

・社歴11年の1児の父

・撮影、編集、ディレクションまでマルチに担当

・プライベートでも写真を見ること、撮ることが趣味で、休日はご家族で展示会などに足を運びインスピレーションを刺激

ANDCOCOの動画案件といえばこの人！レシピ動画が広く普及しはじめた頃から現在に至るまで、数多くの撮影・編集を手がけてきたシューマイさんです。

今回はそんなシューマイさんに、レシピ動画の変化の歩みと、制作の裏側について語っていただきました。

10年の時を経てここが変わった！レシピ動画の変化ポイント3選

◀インタビュワー　べーやん

べーやん

シューマイさん、本日はよろしくお願いします！

シューマイ

よろしくお願いします。

べーやん

さっそくですが、レシピ動画ってどう変わってきたのでしょうか？

シューマイ

まずは実際に過去と今のレシピ動画を見比べてもらいましょうか。

2014年版レシピ動画

2025年版レシピ動画

べーやん

こうして見比べるとかなり変わった感が…！
大きい変化だと、横型から縦型に変わっていますね。

シューマイ

その通り！ 「縦型動画」が当たり前になりましたね。
レシピ動画は、スマホで見る人がほとんどなので、SNS向けに縦長で作る前提の動画が主流になりました。
映像の構図も、縦でどう見せるか？っていう視点で組み立てるようになりましたね。

▶　変化ポイントその１　
スマホでいつでもどこでも！画面は横型から縦型へ

べーやん

なるほど！
他はどんな点が変わったのでしょうか？

シューマイ

わかりやすいところだと、短くてテンポのいい動画が増えました。

べーやん

確かに！半分以下の時間ですね。これにも理由が？

シューマイ

はい。昔はレシピ動画といえばテレビの料理番組のように一定の時間をかけて調理の工程を見せるものが多かったのですが、今は短い時間で素早く視聴できるものが好まれる傾向にあります。
長すぎる動画は離脱に繋がってしまうので、長くても1分、場合によっては30秒程度でテンポよくまとめています。

べーやん

なるほど、レシピ動画に限らず、最近はSNSでテンポが良く短時間で見られる動画が人気ですよね。

▶　変化ポイントその2　
テンポよく、短時間！

べーやん

2025年版はテロップに具体的なグラム数などの表記がないような…？これだと料理が作れなくないですか？

シューマイ

そうなんです。最近のレシピ動画は、材料などを含む詳細な作り方はコメント欄などに記載しているものが多いんですよ。

べーやん

確かに！「詳しい作り方はコメント欄に！」みたいなの、SNSでよく見ますね！

シューマイ

料理を作る際に見るレシピ本のような役割ではなく、短時間でユーザーの「おいしそう！」「作ってみたい！」という気持ちを刺激してレシピや商品に興味を持ってもらうということですね。

▶　変化ポイントその3　
作り方を見せるのではなく、まず「作ってみたい」という気持ちを刺激する！

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時代の変化と、お客様の想いに応えるアウトプットを

ANDCOCOでは、トレンドを敏感にキャッチし、その変化に合わせた動画制作を行っています。「こんな動画が作りたい」、「こんな風に見せたい」、「こんなシーンを想像している」というお客様の想いをカタチにするためには、細やかなこだわりと綿密な事前設計が欠かせません。私たちは、作り手としての感性と技術を磨きながら、お客様と想いを重ね、ユーザーの心に届くクリエイティブをお届けしていきます。