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2024.03.18

【食のギモン Vol.1】知ると使ってみたくなる!春野菜のあれこれ

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    突然ですが、皆さんはお料理をしますか?

    共働き家庭の増加などにより、家事に費やせる時間が短くなった現代。

    加えて、おいしさと簡便さを追求したレトルト食品や冷凍食品、便利なデリバリーサービス、健康に配慮したお総菜やお弁当など、ここ数十年で食の選択肢もグッと広がりました。

    そういった背景があり、一般家庭での調理頻度・回数が低下したという調査結果も出ています。

    中でも便利な商品として売上を伸ばしているのが、冷凍野菜やカット野菜等の「下ごしらえ済み野菜」。

    肉や魚、調味ダレがセットになったレシピ付きの「ミールキット(食材セット)」も人気です。

    面倒な調理工程が減らせて、年中手に入るのもうれしいポイント。

     

    便利なものの恩恵を受ける一方で、「旬のもの」に対する感覚も私たちの中に根付いています。

    例えば春先にスーパーや青果店で見かける、皮付きの筍や菜の花!

    すご~くおいしそうに感じませんか?

    思わず手にとって、「いやいや…これを誰が調理すんねん」と一人ツッコミ。

    きっと経験したことのある人も多いはず。

    この時、消費者の購買衝動にブレーキをかけているのは

    「どうやって使うの?」

    「生野菜と下ごしらえ済み野菜、何が違うの?」

    というギモンにあります。

    今回から始まるこの「食のギモン」シリーズは、そんな消費者が感じるであろうギモンを、お料理初心者でもわかるように丁寧に紐解くコンテンツです。

    購買意欲をちょこっと刺激するヒントをお届けしていきます。

     

    テーマ01:これからが旬!春野菜

    Q.そもそも春野菜っていったい何なの?

    読んで字のごとく、「春が旬の野菜」です。

    旬の野菜には以下のようなメリットがあります。

    • 生命力が強く、栄養価が高い
    • その時期に大量に出回るため、価格が安くなりやすい

    今回は春野菜の代表例として、以下の野菜のギモンを紐解いていきます!

    1.春キャベツ
    2.新じゃが
    3.春アスパラ

     

    春キャベツのギモン

    Q.春キャベツって何なの?

    キャベツって実は、季節ごとに種類が違うんです。

    一般的にイメージされやすいのは、大きくて平べったい「寒玉」。

    冬に穫れる、最もポピュラーなキャベツです(ちなみに夏秋キャベツなんてのもあります)。

    春キャベツは寒玉に比べて、葉が柔らかく巻きが緩やか。

    サラダなどの生食にも向いています。

     

    Q.買ってもすぐしなしなになっちゃう…

    この方法をお試しあれ。

    丸ごと冷蔵保存

    ①キャベツの芯をくりぬいた穴に、水でぬらしたキッチンペーパーを詰めこみます。

    食のギモン01_春キャベツ01

    ②先にむいた外葉を霧吹きでぬらし、キャベツを包みこみます。

    ③ポリ袋にキャベツを入れ、冷蔵庫で保存します。

    食のギモン01_春キャベツ02

    ポイントは、乾燥させないこと。

    中心から成長するキャベツの芯を取り除くことで成長がストップ。

    湿らせたキッチンペーパーを芯の代わりに詰めることで乾燥防止。

    保存用ポリ袋に入れることでさらに乾燥防止。

    これで1玉買いも怖くない!

     

    新じゃがのギモン

    Q.新じゃがとじゃがいも、ばれいしょのちがいって?

    「新じゃが」は「新じゃがいも」の略称。

    新じゃがは、じゃがいもが完熟する前の、葉と茎が青い段階で収穫されたもの。

    水分を多く含み、普通のじゃがいもよりもやわらかく、皮も薄いのが特徴です。

    一方、普通のじゃがいもは完熟してから収穫するため固く、デンプンが豊富なので、加熱調理した際のホクホク感が出やすいです。

    ちなみに、じゃがいもとばれいしょは呼び名が違うだけで同じものです。

     

    Q.皮つきで使う場合、芽の取り方は?

    包丁で芽をえぐると、そこから水分が入ってじゃがいもが水っぽくなってしまいます。

    芽の周りに爪楊枝を刺してこそぎ取りましょう。

     

    Q.保存方法は?

    常温・冷蔵・冷凍保存が可能です。

    じゃがいもをいつ、どんな風に使うか決めておくことで、適した保存方法を選ぶことができます。

     

    常温で保存

    紙袋等で直射日光を遮断し、常温で保存します。

     

    丸ごとゆでて、冷蔵保存

    ①じゃがいもを皮付きのまま、水から茹でます。ゆで時間の目安は30分~40分です。

    ※じゃがいもの大きさや個数によって、加熱時間は調整してください

    ②冷めたら保存袋に入れて、冷蔵保存します。保存期間は5日くらいが目安です。

     

    マッシュポテトにして冷凍保存

    ①じゃがいもをラップに包んで電子レンジ(600W)で3~4分加熱します。

    ※じゃがいもの大きさや個数によって、加熱時間は調整してください

    ②ポテトマッシャーでつぶします。

    ③ラップで包んで保存袋に入れ、冷蔵保存します。

    食のギモン01_新じゃがいも

    新じゃがは皮が薄いので、皮ごとつぶしてもOK。

    ポテトサラダにしてパンにはさめば、サンドイッチとしても楽しめます。

    食のギモン01_ポテサラサンド

    春アスパラのギモン

    Q.春アスパラって?

    アスパラの旬は春と夏。

    春先に収穫される春アスパラは濃い緑色で、味が濃く柔らかいのが特徴。

    夏アスパラは淡いグリーンでシャキシャキ食感、さっぱりした味わいです。

     

    Q.どこまで皮を剥いたらいい?

    皮をむき、はかまを削ぐ

    ①根元1、2センチのところを切り落とします。

    ②下から1/3までを、ピーラーで皮をむきます。

    食のギモン01_アスパラガス01

    ③下の方のはかまは、固いので包丁でそぎ落とします。

    「はかま」とは、アスパラの茎の表面についた三角形の褐色の葉っぱみたいなやつ。

    硬くて口当たりが気になるという方、苦味が気になるという方は取りましょう。

     

    Q.冷蔵庫に入れてたらしなしなになっちゃった!

    アスパラは鮮度が大事。庫内は乾燥するので、そのまま保存はNGです。

    ①アスパラガスの根元を、ぬれたキッチンペーパーで巻きます。

    ②ラップで包み、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。

    食のギモン01_アスパラガス02

    * * *

    下ごしらえも保存も、ちょっとしたコツを押さえれば難しくありません。

    旬の食材を使った料理は、栄養価などの「機能的価値」だけではなく、季節感やていねいな時間などの「情緒的価値」ももたらしてくれます。

    ANDCOCO株式会社では、どんな人も食べること・暮らすことを楽しみ、幸せを感じていただくためのお手伝いをしたいと考えています。

    一般消費者に寄り添った「食と暮らし」のプロモーションは、ぜひ当社にお任せください。

     

     

     

     

    この記事を書いた人

    ちゃんおか

    食べるの大好き、お酒大好きな企画プランナー。人の話を聞くのが好き。 心の片隅に残るような広報を目指して、日々勉強中。

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